おれのバイク歴
おれがバイクに興味を持ったのは小6の頃でした。親戚のおにいさまがゼファー750に乗ってたことが始まりなのです。
タンデムシートにまたがり、シールドから見える流れるような景色。体に感じる風の気持ち良さ。
16歳になったら原付免許を取るぞ!と心に決めたのでした。
〜そして16歳 秋〜
いざ原付免許を取りに免許センターに。本屋で参考書を買い一応勉強しました。みごと不合格。結構ショックでした。
それから毎月毎月ヤングマシンを買い、乗れないバイクを眺める生活。でもそんな生活に飽き、
原付と言わず普通自動2輪を取ろうと思ったのです。でもここで難問があったのです。
うちの高校はバイク禁止なのです。(「3ない運動」というのがあるのです。免許は取らない、バイクは乗らない、買わない)
しかもおれは生徒会の役員。普通だったら諦めるしかないですね。
でも、ばれないだろうという悪魔の心が勝ち、いざ教習所へ。学校から2〜3kmの距離。これも普通ではない。
この時期は高3の人たちが、堂々と自動車の免許を取りに来ていました。もちろん知っている先輩にも遭遇。
そんなことはおかまいなし。ただバイクの免許が欲しい、ということだけを思っていました。
4段階も終わりかけのころ、雪が降り始め2輪教習は来春まで持ち越しに・・・
〜教習再開 春〜
雪も溶け、虫と一緒にバイクもお目覚め。おれも早く免許を取るぞ!
約3ヶ月間のブランク。でも体は忘れていませんでした。
4段階も終わり残すは卒検。かなりの緊張で体はガチガチ。でも見事合格!(教習所ではヘマしない限り落ちないはず)
(ちなみに車の仮免の時、構内で信号無視で不合格。教官と話をしていたのがあだとなった。)
あとは免許センターでの本試験。原付のときのようにはいかないぞ!気合も十分。
試験も終わり、電光掲示板に自分の番号が出るのを、いまかいまかと待っていました。
心の中でガッツポーズ!!これで公道を走ることができる。夢はふくらむばかり。
〜いざ、公道へ 高2〜
はじめてアクセルを握ったバイクはHONDAのXL250でした。(E/Gが黒のオフ車)
山へ行ったり、友達のところに遊びに行ったり、ホントに最高でした。
雪が降るまでは、乗りまくりました。冬は嫌い。早く春が来ないかな〜なんて、常に思ってました。
車庫の中ではE/Gをかけ、マフラーから出る排ガスの匂いを、いい匂いだと言いながら嗅いでいました。
オフ車なら雪の上でも走れるんじゃないの?と思い、車庫からバイクを出したところ、E/Gをかけることなく終了〜
路面はアイスバーン。公道でバイクと添い寝。バイクと一緒だと楽しいことがいっぱいでした。
しかし、この絶頂も長くは続きませんでした。
〜悪夢の春 高3〜
うちの高校は廃れる一方。なぜかというと、このおれが生徒会長をしているからです。
学校のルールを守れない奴が、生徒会長なんていいんでしょうか?何を考えているんでしょうか?(今だから言えます)
みごとに天罰が下りました。学校にバレ、親と校長室へ。
かなり激怒されました。生徒課の先生には個室で尋問。最悪としか言いようがありません。
もちろん自宅きんしん。約10日間に及びました。毎日反省文と一日のスケジュールを事細かに書いていました。
おかげで「休憩」と「睡眠」という漢字がかけるようになりました。
こんなナメキッタ奴が今は大学生です。
〜3ない運動から解放 大学1年〜
大学生になり、誰からも文句を言われずにバイクを乗れるようになりました。
しかし、肝心のバイクがありません。そこで昔から乗りたかったバイクを探しにバイク屋さんに行きました。
そのバイクはカワサキのバリオスです。高校の時、湘南純愛組(単行本。GTOの元祖と言えば、分かる人も多いかも?)
を呼んでいて、憧れからそのバイクが欲しくなったのです。
92年式のパープルのバリオスを買うことになりました。(こだわりとして規制前が欲しかった)
さずがバリオス!こいつはよく回ります。ノーマルに飽き、ちょこちょこっと改造をしました。
まずは誰もがするマフラーの交換。ブラックの集合間でインナーのグラスウールをはずしました。(暴走族ではありません)
それとハンドルをPOSHのゴールド、エンドは赤。
その辺のおバカさんよりはまだまだかわいいものです。写真が1枚も残ってないのが残念です。
約2年間乗ったかな
〜やっぱりこれだよ 大学3年〜
じつは大学2年の夏に限定解除しました。教習所ではなく、一般試験でいきました。2回目で合格。
大学3年の春に念願のゼファー1100を購入。やっぱりカワサキですよ。あのバランスの悪さ。
他のリッターバイクに比べ重いし、馬力は無いし、でもやっぱりゼファー1100。カワサキ一番!
カワサキをこよなく愛する。
乗鞍や黒部、いろんなところにツーリングに行きました。とってもとっても楽しかった。
けど・・・
〜おれの愛車が・・・ 大学4年 夏〜
山形‐新潟間のR113を走行中、路面に油らしきものがあり、それにのって転倒。
峠ということもあり、左側は崖、対向車線はカーブ、しかもトンネルがあり死角になっているのです。
もうちょっとで車の餌食でした。バイクは廃車。人間はすり傷のみ。おれの愛車が〜
ショックで泣きそうでした。でもちょっといい話
コケたときにこのおれを助けてくださった方がいたのです。一人はお姉さん。傷口にハンカチをあててくれました。感激!
もう二人はお兄さん。バイクを路肩まで移動させてくれてホントにありがとうございます。
後の話によると、新潟まで乗せていってくれたSさん(男)の話によると、もう一人のお兄さんとは友達でNinjaに乗っている方
だそうです。しかもSさんはゼファー1100。運命的な出会いでした。カワサキ乗り最高!!!
もしこのページを見てましたら連絡ください。
〜バイク生活復活 大学4年 秋〜
バイクの乗れない日々が続き最悪でした。空はこんなにいいのに・・・
相当傷心しているおれに友達がバイクを売ってくれるという話が舞い込んできました。
もう乗らないということで、5万km弱走っていましたがHONDAのRVFを1万3千円という激安価格で譲ってもらいました。
とっても感激。以前はレプリカなんて絶対に乗らないって思ってたのに、攻める楽しさを覚えてしまい、今は病みつきです。
レプリカもいいね!今の愛車は絶好調。ガンガン回してます。